社殿の周りを一周し終わった側にも祠があります。
ここには3宇あります。
読める元号がありますでしょうか?
正面から見て右側の祠には『昭和四年(1929年)十一月十二日』とあります。昭和一桁も随分と昔になってきました。平成もいつかは過去の遠い時代の1ページになっていく。。。考えれば考えるほど時間って不思議ですね。
中央の祠には『文政十一(1828年)戊子八月吉日』とあります。上写真の祠と作られた時間差は101年あります。パッと見には100年の差は感じませんが、よく見ると古いほうが角の取れが大きくなってます。
正面から見て一番右側の祠には探したのですが元号を見つけることが出来ませんでした。風化で見えなくなってしまったのでしょう。
少しばかり周りを見渡すと不思議な石がありました。う~ん、灯篭の土台石? 鳥居の土台石? それとも壊された古い拝殿の礎石? そうであれば2個しかないのはおかしい? またまた頭の中では想像が走り回っています。(笑) 続いてですが、この写真の奥側に不自然に随分と木屑が積み上げられています?
不自然なので見に行ってみると、、、やはり、、、朱色。。。前の拝殿の残骸でした。
極最近に拝殿の建替えが行われたようです。このように残っているのは費用の問題もあるのでしょうね。
本当に今の時代、各集落に残る小さな神社を守っていくことは大変な事だと思います。
でも、日本の文化遺産として日本人なら守っていかないといけないと思います。何も出来なくても、日本人ならそういう気持ちだけは持っていたいとしみじみと感じました。
、
神社は大きさや由緒、歴史に関係なく日本の宝だと思います。
そろそろ帰路につきます。
使用カメラ NIKON COOLPIX7600
その5へ戻る。