鳥居です。
集落の中のこじんまりとした神社です。
鳥居は昭和48年6月吉日の奉納に読める。昭和48年にしては見えなさすぎですね。(^_^;)
鳥居を潜ると灯籠、狛犬様、社殿となります。左の灯籠の後ろの木が御神木のようです。銀杏?だと思います。
灯籠は平成4年7月吉日の奉納です。
左側の狛犬様。狛犬様も新しい感じです。
右側の狛犬様。
少し字が見えにくいですが狛犬様は昭和58年1月吉日の奉納です。
社殿も古い建築ではないですね。この時点で、私はこの神社で古い年号と出会うのは無理と諦めました。長い年月を越えてくればいくら石で作ってあっても壊れてしまう日が必ず訪れます。そうなれば新しく作られた物が奉納されるのも当然です。社殿前に進んでから気が付いたのですが右側に水盤がありました。下写真右側の狛犬様に重なって水盤が少し写ってます。
右側に小型の可愛らしい水盤があります。
ここで振り返った眺め。
水盤です。これは時代を感じます。
水盤右側面には天保14年(1843年)3月吉日とあります。この神社で古い年号に出会うのは諦めていたので、この水盤を見た時はとても嬉しい気持ちになりました。
この奉納と彫られた文字、江戸時代の雰囲気がします。
裏側は文字無いようです。
左側面には氏子さん2人の名前が彫られている。先に見た灯籠の奉納碑や狛犬様の台座部に彫られている氏子さんたちの名前の中に同じ名字がありました。こちらは御先祖様の名前ですね。江戸時代の御先祖様の名前がこういう形で残っていて目で見ることが出来るのはとても素晴らしいことだと思います。
その2へ続く。