少し古い写真が出てきたのでスキャンしてみた。 撮影場所は、ツーリングライダーには結構有名な京都中心街にある『輪嘶舎』の前である。撮影日時は1994年5月2日の朝、飛弾高山に向かって出発するところである。この時のGWツーリングは千葉ー津山ー長崎ー京都ー高山ー鶴岡ー会津ー千葉の6泊7日で走行距離3100キロほどでした。そのツーリング中の京都での1枚がこれです。 宿の近くで場所が解らず電話をしたらご主人が表通りまで出てきて手を振ってくれました。京都の街中は旅人からみるとどの道も同じに見えて、住所が解っていても探すのが意外に難しいんですよね。宿に着きバイク置場に行くとZZR1100がありましたので隣に私のバイクを停めました。停めてあったZZR1100は、ご主人のバイクです。本日の泊まり客は私一人。この夜は行燈風の灯りと和人形が置いてある純和風の江戸時代のような部屋で一人爆睡してました。 そして翌朝、ご主人が見送りしてくれました。その時ご主人に頼んで撮って貰ったのが下の写真です。 この時で確かご主人は70歳くらいだったと思います。ZZR1100で走りまくってると言う話を聞き、凄いパワーのある人だなーとビックリした次第です。
 そのご主人は1999年に亡くなられたそうです。宿も同年に廃業されたそうです。 私は一度しか宿には泊まってませんが、凄く印象に残っていて良い思い出です。ご主人、お世話になりました。写真撮って頂きましてありがとうございました。(合掌)
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