門を潜り手前14段の石段を登ると狛犬様が出迎えてくれます。
けっこう古い狛犬様に見えます。
石の風化が激しく年号などは確認が難しい。読めるとしたら文政7年(1824年)7月と読めるように思えるが。。。
岩木村氏子中の字は読みやすく残ってます。(帰宅後、ネットで岩木村を調べるが見当たらず。似た名前で岩本村がかつて存在していたのでおそらく岩本村が正解でしょう。)
狛犬様を過ぎると手水舎と22段の石段があります。
なんとも趣のある水盤です。水盤左上に穴の開いた木の棒があります。
昔は社殿右側の山からの湧水を引いていたそうです。(帰り際に犬の散歩中の地元の方に教えて頂きました。)
手水舎の屋根左上後ろの崖に斜めにパイプみたいな物が写ってます。それが手水舎に水を送っていたパイプかも?です。残念ながら現在は荒れていてパイプも途中で切れているようです。
水盤も風化が激しく文字はまったく見つけることが出来なかった。
22段の石段を上がると社殿になります。拝殿と本殿が一緒の作りです。雨や風から社殿を守る為に回りは囲いの壁が設けられています。
建物の構造が見えないのが残念です。
社殿の右側に石碑と祠があります。ここ諏訪神社では祠はこの一宇しか見当たりませんでした。
社殿正面、石段の脇に大きな切り株があります。御神木だったのではなかろうか?そう思える大きな切り株です。
石段の両脇に古い石段時代の親柱が残ってます。この親柱に文字があるはずであろうが、やはり確認は出来ませんでした。ここまで上がってくる3か所の石段はすべて鳥居の奉納(平成12年)と同時期ぐらいに新たに作られたと思えます。
傾いてきた陽射しに照らされて辺りは綺麗に輝いてきました。
その3に続く。
仕様カメラ PENTAX K-X