December 2014
奥に見える祠は風化が激しく崩れてしまった祠もあります。
一番右側の祠はかなり崩れています。一番左側のは祠か? それとも壁の石積の一部分か?←上の写真と下の写真にも写っていますのでそれから判断すると壁の一部分に思えます。また石の形からしても。でも、石の土台が見えてますのでやはり祠の可能性もあるように思えます。
一番大きな祠には年号がうっすらと残っています。私が見る限りでは、天保8年(1837年)11月にここに建立されたと判断しました。右側の祠にも字は刻まれていたはずですが全く見えませんでした。
社殿前に進むにはあと7段の石段を上がります。この石段はコンクリート製では無いと思います。下の43段の石段よりは石の形がしっかりとしているので43段の石段よりは新しい時代に造り直された石段かもしれません。
社殿の右側に御神木と思える立派な木あります。
石の囲い? 昔はここに何かあったのでしょうね。
お額。
彫り物の迫力があります。
屋根に生えてる草さえも美しく見える。
「Ω」を潰したようなこの形の飾りが良いですね。
社殿回りの壁板に風雨を防ぐ為の波板などが張られていないので、社殿の雰囲気が壊されてなく周囲の景色によく溶け込んでいます。
石に生える苔も美しく見えます。
社務所?公民館?的な建物です。年に一回ぐらいは使われているような感じもしますが、実際はどうでしょうか?
観光客の来ない観光地化されていない「この」雰囲気が自分はとても好きです。
そろそろ下界に戻ります。この辺りの左側ですが、、、
写真ではわからないでしょうが、ほぼ垂直に落ちてます。
神域から下界へ。
この石段ですが一つ一つの石が手で削り出されたと思えます。
ただいま下界に戻りました。
右上の高い木の辺りが社殿の建っている所になります。
神社前の風景。
それでは暗くならないうちに家に着くようそろそろ帰路につきます。
とは言いましたが家に17時30分頃に到着。17時前ぐらいからはすっかり夜間走行になってしまいました。(笑)
使用カメラ PENTAX K-X
本日の走行距離195キロ。
少し進むと鳥居が見えてきました。まさかこんな山道のような参道の奥に鳥居が建っているとは思いませんでした。
良く見れば奥には社殿も見えてる。鳥居があったのにさえ驚いたぐらいですから社殿があるなんてもう感激です。さあ、急ぎましょう。
鳥居の手前には7段のコンクリート石段。いつごろコンクリート製になったのか? 石段の両脇の石積は古そうです。
振り返るとこんな感じ。参道両側が切れ落ちて(柵など無し)いるので、ここを通るときは悪ふざけで人を押したりするのはとてもきけんですから絶対にやめましょう。
鳥居下の左側にはもう一つの参道がありました。崖の一部を崩して通れるようにしたようです。
見た感じこちらの参道はメインでは無いと思えます。明治時代か大正時代ごろに造られた参道だと個人的には思います。(あくまで一個人の想像ですので、私の見解に文句のある方もいらっしゃるとは思いますが、どうかお許しください。)
鳥居の足元を見てみると礎石のようなものが3組残ってます。鳥居の脚左側に2個、鳥居の脚右奥に1個。
現在の鳥居は木製で土台はコンクリート製である。おそらく残っている3組の礎石には各々遠い昔の時代に立派な鳥居が建っていたことであろう。
こちら鳥居の脚左側奥に1個、鳥居の脚右側に2個。
一番奥側にある鳥居の礎石。
鳥居を潜り先へ進みます。
鳥居の先には10段のコンクリート石段。その先には重厚な雰囲気の社殿がだいぶ迫って見えてきました。
またまた振り返る。
やっと社殿前に到着。正面に社殿、左側に社務所?または公民館的な建物、右側に手水舎があります。
手水舎には水鉢?がおいてあります。
先日、新宿区の穴八幡神社ではもっと大きな水鉢がありました。それは奉献年号もはっきり読めましたが、、、
こちらは字はありましたが年号らしき文字は確認出来ず。ただこの大きな奉献の文字以外は字があるのは解りますがとても読める状態ではありませんでした。長い間、風雨にさらされているのですから仕方のないことです。
正面には社殿。社殿右側には祠が建ってます。
拝殿と本殿が一体型の作りです。質素ですが重厚で荘厳な雰囲気です。
その3に続く。
今回は朝ゆっくり寝ていたので弁当を作る時間が無くなり、起きて支度して直ぐ出発となりました。(大変遅い11時出発。笑)
高速で一路南下。いつもの店や道の駅『三芳村』に寄ってから神社に向かう。神社に着いた時は既に14時を過ぎてしまった。(^_^;)
神社の入口はバイクや車で走っていると気が付かず通り過ぎてしまいそうです。
小高い丘に石段が見えます。鳥居や神社などの標識看板など無い為、地元の人以外はこの石段を見ても登って行こうと思う人は恐らくいないでしょう。
手前から3段目まではコンクリート製石段です。その次の4段目から43段続く古い石段になります。
古い石段にはノミで削った跡があります。
石段を登ります。一つ一つの石は形がかなり歪ですので登るときは一歩づつしっかりと登らないと転びそうです。
43段の石段を登りきると今度は緩やかな滑り台ほどの傾斜の坂道が続きます。道幅は2メートルぐらいでしょうか、雨が降ったらかなり滑りそうな感じの参道です。道の両側は切り立った崖のようになってきました。落ちたらちょっとヤバイかも?です。
石段を登るのがキツそうだから!という事で、相方はバイクのところで待ってると言っていましたが、気が変わり登ってきました。(笑)
この石段は手すりも無く、各石が長い年月により平らさを無くしていて、しっかり足の置く場所を決めないと踏み外す恐れがあります。もしこの神社に参拝される方に小さなお子様や年配者の方がいらっしゃいましたらは特に気を付けてください。この石段から落ちたら本当にヤバイです。
相方も上がってきましたので(メットを被ったまま。重いでしょうに。笑) 先へ進みます。石段を登った場所から先を見ると、『本当に神社があるの? この先に登っても石碑が一つ建ってるぐらいでは?』というような雰囲気がビシバシ漂っています。
とにかく進みましょう。
本当に山の尾根伝い(両側崖)の道が続くだけ。これが参道??? 参道というよりはまるで登山道かハイキングコースの道です。ヘタすると『獣道』と言っても不思議では無いような道です。
悪ふざけしないで進みましょう。両側、本当に道から落ちたら命の保証無いです。さらに進むと、ム?????
その2へ続く。
なぜ急にこの曲を思い出したのか?は解りませんが、とても美しいメロディーの曲だと思います。
頭にメロディーが出てくるとヒデとロザンナの歌う姿も思い出してしまいますね。
なんだか無性にヒデとロザンナのCDが欲しくなってきました。。。
陽もだいぶ傾いてきたのでそろそろ戻ります。
社殿前より振り返ると傾いた陽に照らされた銀杏の落ちた葉がとても綺麗に輝いて見えました。
観光化されてない静かな集落の小さな神社ですが私はこんな神社が大好きです。 静かに耳を澄ませば風の音や風で葉や枝が擦れ合う音、鳥の鳴き声などが聞こえてきます。なんだか少しの時間ですが神社を独り占めできた感じで嬉しいです。(笑)
相方の影が伸びてます。
遠い昔は村人の憩いの場所だった。今はその頃のように賑わうことは正月でも無いであろう。
こういう景色を見ていると、本当に日本っていいな~! と感じます。
帰りは山門?(楼門)の裏側から門の中が少し見えました。行くときは中が見えることに気が付かなかった。
そこには集落の宝とも言える『御神輿』が入ってました。長い間使われて無いのは神輿の屋根だけ見てもすぐに解りました。いつから使われていないのだろうか?
門を潜り参道を下ります。
下では相方が集落の方と話をしているようです。
集落の方は犬の散歩中でした。
人懐こいワンちゃんですぐに寄ってきてくれました。このワンちゃんの御主人が諏訪神社の話をしてくれました。昔はお祭りのときには出店がたくさん出て賑わったそうです。この方は60代の方ですが、お祭り全盛期時代に比べるとこの方が子供時代の祭りでさえ、すでにかなり衰退した祭りになっていたそうです。
それと神社鳥居前から延びてる道ですが、昔は『流鏑馬』が行われていた道ということです。なんとなく普通の道とは違う雰囲気を漂わした道だな?と感じていたのですが話を聞いて納得出来ました。(笑)
さて、だいぶ冷えてきましたから帰路に付くとします。
使用カメラ PENTAX K-X
本日の走行距離194キロ。
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shumitei