37段の石段を登り切るとすぐに新しい灯籠があります。
左側の灯籠。
右側の灯籠。
平成25年8月吉日の奉納です。昭和の時代にもなれば機械や工具も発達して灯籠や狛犬さまを作るのもだいぶ楽になったであろう。とくに近年はコンピュータにデータを入れればかなり完成に近い形まで石を切り出してくれると思う。それに比べたら明治時代や江戸時代の職人たちは灯籠を1基作るのも今の時代と比べればとてつもない労力と技が必要だったことでしょう。
社殿の左側に『子孫繁栄子宝の神様』がおられます。こちらには文字があるか見たのですが確認出来ませんでした。左後ろに見える石段があります。
石碑と社が見えてます。
石碑には『冨士山大神』とあります。江戸時代の冨士山信仰が盛んだった頃に作られたのでしょうか?
よく見るとこの石碑の場所が小さいが冨士塚に見えないこともない。
石碑の左奥に御社があります。この御社自体はそんなに古くは無さそうです。見た目は30~40年ぐらい前に建てられた感じです。
拝殿と本殿です。右奥に社務所。まだ新しい完成したばかりの香りがします。
石碑を見ると昨年の平成25年9月に改築が完成したようです。狛犬さまが平成7年12月28日に奉納。石段工事一式が平成25年12月吉日奉納。新しい灯籠が平成25年8月吉日の奉納。社殿は平成25年9月吉日竣工。
ということは5年ほど前に訪れていたら古い社殿や石段が見れたわけだ。そう考えると、古い社殿を見れなかったことがとても悔やまれます。
『御額』。
龍の彫られてます。
本殿。
鳥居の朱色と新し灯籠の白さが対照的。手前の花がとても可愛らしく桃源郷にいるような気分にしてくれました。
石段を下りて振り返る。見ればみるほど見事な杉の巨木です。石段や御社が小さく感じるほどです。
写真ではこの杉の巨木の大きさが伝わらないと思います。建物だったら何階建になるだろうか?
そろそろ帰路へ。
帰りに高滝湖で休憩。
レストハウス後ろの田圃は田植えが終わっていました。
帰りは久留里~月崎~高滝湖~ウグイスラインで帰りました。
PS.その1で載せた夫婦杉。木の間に2人で入り写真を1枚。木の大きさが伝わると思います。
使用カメラ 『NIKON COOLPIX7600』、『PENTAX K-X』
本日の走行距離185キロ。